【新ショップルポ】Flavor 「Re:CENO(リセノ)吉祥寺店」をオープン 雑貨の取り扱いを増強 吉祥寺の街に根差してファン拡大へ

Flavor(京都市中京区、山本哲也代表)が運営する家具・インテリアブランド「Re:CENO(リセノ)」が、2025年1月24日(金)に「Re:CENO 吉祥寺店」(東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目13-11 アイビル3F)をオープンした。実店舗では昨年東京都内にオープンした青山店に続き、5店舗目の出店となる。

新店舗は東急百貨店吉祥寺店の裏、西二条通りに面したアイビル3階に構えた。約60坪の店内に家具をはじめ雑貨などを取り扱う。同社の二子玉川店とほぼ変わらない規模とのことで、昨年オープンした青山店と比較するとやや小ぶりの面積。1フロアにアイテムを厳選して展示している。

吉祥寺は雑貨店が数多く立ち並んでいるエリアということもあり、Re:CENO 吉祥寺店は同社の他店と異なり、雑貨の構成比率をやや高めており、商品全体の約3割を占めるようだ。また、ディスプレイしている雑貨アイテムは、その場で購入して持ち帰ることが可能なアイテムがほとんどだといい、ドライフラワーなど特徴的なアイテムも販売している。

昨年の青山店のオープン時にも来店したユーザーが吉祥寺店オープン時にも駆け付けるなど、ファンからの支持も厚い。常に日常の一部として、インテリアを趣味として楽しめるよう雑貨も充実させながら、同社のファン、リピーターを拡大していきたいようだ。雑貨アイテムについても、自社デザイナーによるオリジナル品を徐々に充実させていく方針だ。

同社では「センスのいらないインテリア」をキーワードに、初心者でも充実した住空間をつくりあげることができるよう、再現性の高いセオリーをオウンドメディアで発信している。したがって店舗空間は、そのオウンドメディアで紹介したスタイリング事例を実際に表現し、体感できる場にもなっている。

テーブルライト「SIENI(シエニ)」は、同社のアイテムの中でも人気ロングセラー商品の一つ。コードレスの充電式ライトのため、寝室などあらゆる空間に気軽に配置できる点や、木のあたたかみある雰囲気を醸し出した台座である点が人気を集めているようだ。

キッズコーナーも完備

都内に3店舗目の出店となったRe:CENOだが、「商品の実物を見たい」というユーザーの声はやはり多いようだ。今後も首都圏を中心に新規出店を計画しており、ECのみならず実店舗のチャネルでも売上拡大につなげていく。

(佐藤敬広)