
シラカワ(岐阜県高山市)は、屋外用家具シリーズとして評判の「リンクス」ソファシリーズや、兼産木材の活用を推進する「NIPPON COLLECTION」の材を使用した家具製品などを出品した。

2023年の飛騨の家具フェスティバルで初公開した「LINXS(リンクス)」は、アウトドアリビングでも使用可能な木材・クッション・張地を用いている。木材はアコヤ材を使用し、クッションにはポリエチレン樹脂素材「E-core」を採用しており、水はけもよい。

「県産材」を天板に使用した、森林環境の保護・活性化のためのシリーズ「NIPPON COLLECTION」も前面に押し出して訴求した。47都道府県の原産地証明が付随したテーブルトップと、テーブルレッグやチェアを組み合わせての展示。


森林環境保全の観点から、地場の木材で様々な製品に活用できる点を訴求した。来場した宿泊業者から、それぞれが本拠とする地場の木材を使用した家具導入に関する問い合わせもあったようだ。今後の展開が楽しみなシリーズだ。