
関家具(福岡県大川市、春田秀樹代表取締役社長)は、オフィス・コントラクト向け新ショールーム「関家具コントラクト東京京橋ショールーム」を、2025年3月3日(月)に東京都中央区京橋2丁目5-18 京橋創生館4Fにオープンした。関家具として初のコントラクト向けショールームとなる。ショールーム面積は約80坪。

これまで関家具は、販売店向けの卸や直営店展開を手掛けてきたが、オルガテック東京にも連続で出展するなど、近年はコントラクト部門の強化も推進している。卸、直営店に次ぐ三本目の柱として事業を拡大すべく、今回の新ショールーム開設に至った。

新ショールームには、個室型防音ブース「KOLO」やオフィスチェア「エルゴヒューマン」の色見本を全色用意して展示。企業やブランド名を排したシンプルな空間および展示構成とした。同社の商材の中でも認知と実績のある「エルゴヒューマン」と、関家具として押し出していきたい防音ブースのみにフォーカスすることで、オフィス・コントラクトに重点をおいた提案を行う。そのため、ホテルや飲食店むけの商材は同ショールームでは取り扱っていない。

エルゴヒューマンと「KOLO」の2つの商材で構成するショールームだが、「カスタマイズ」をテーマに、2つの商材に使用されているパーツをショールーム全面にディスプレイし「未完成から完成」へ向かう過程を動線の中で表現している。防音ブースの外壁および内壁についても様々なカラーを選択できることから、それぞれのカラーの見本パネルを展示している。






このような展示構成としているのは、主な来場者として建築設計事務所、デザイン事務所などを想定しているからだ。建築設計事務所のプロジェクト案件で同社製品の使用につなげるため、建築家が光の加減や色のコントラストをチェックしながら思考を重ねることができるように配置されている。したがって、展示されているパーツも実際に手で触れることが可能だ。

防音ブースについては、同社のスタッフも日常の業務で使用する。実際に使用する姿を来訪者に見せることで、どのような用途で使用できるかといったイメージの喚起につなげる。

コロナ禍を経て、リモートワークが浸透するなか、徐々に防音ブースの認知も高まったといい、そのニーズを受けて同社でも製品開発が進められている。今後ショールームでは、「エルゴヒューマン」と「KORO」を2本柱として、同社コントラクト部門のイメージ付けを行いながら、事業拡大につなげていく。